クラウドファンディングを実施しました
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛要請・イベント等の
開催自粛要請などにより、弊社楽器店事業・音響照明事業は共に大きな影響を受けました。
弊社の事業継続・スタッフの雇用継続、そしてコロナを力強く乗り越えていくために
その時々で実行できる様々な方法を考え努力を継続しております。
その中で様々な支援策を活用していますが、やはり業績の見通しは大変厳しい状況です。
この度、その資金調達策の１つとしてクラウドファンディングを企画・実施しました。
実施期間 ： ２０２０年８月２３日～１０月２５日
ご支援者様総数 ： ６８ 名様
総支援金額 ： ９６４，０００円
本当にたくさんの皆様からのご支援並びに応援のメッセージを頂戴し
また店頭にお越しいただいたお客様からも「申し込みしたよ！」「がんばってね！」
といった暖かいお言葉をいただきました。本当にありがとうございました。
いただきましたご支援は大切に使わせていただき、弊社事業のさらなる発展と
ご支持いただいている皆様はもとより、社会に貢献していけるよう
あらためて努力させていただく所存でございます。
頂きましたご支援に対する返礼品（リターン）として
ご支援者様のお名前を当ウェブサイトにてご紹介させていただくこととしておりました。
下記ページよりご覧いただけますので、ぜひご覧くださいませ。
ご支援者様ご紹介ページ
プロジェクト実施に至る経緯
新型コロナウイルス感染症拡大の影響
新型コロナウイルスの影響から外出自粛・各種イベント自粛が要請された２０２０年・春
その影響は弊社にとっても楽器店来店者数の減少やイベントの延期・中止による
音響照明業務の大幅な減少という形でおしよせてきました。
事業の継続すら危ぶまれるほどの大きな影響を与えることとなりました。
影響が出始めた１月下旬の時点では、比較的短期での収束を期待しつつ
営業活動やイベント業務を行っていました。
ですが３月以降の感染の急拡大、外出自粛、特定業種の休業要請やイベント自粛要請
そして緊急事態宣言による人々の行動変容や企業のありかたへの問いかけなど
様々な情報から事態収束はかなりの時間がかかることが明らかとなっていきました。
弊社でも緊急事態宣言が発令される頃には、楽器店舗への来店数の大幅な減少をはじめ
音響照明事業では予定していたイベントのキャンセルが相次ぐこととなり
４月以降しばらくの間、まったく仕事がない状況となりました。
このような状況の中でも、弊社が事業を継続しwithコロナ／afterコロナの時代に再び
我々の事業・技術を通して社会に貢献するためにこの困難を乗り越えなければならない。
各種給付金や助成金の活用をはじめとした支援策を積極的に活用し
さらに事業運営上のこれまで以上のコストカット等の営業努力は当然のことながら
金融機関からの臨時融資など運転資金の確保につとめてまいりました。
その中の資金調達策のひとつとしてクラウドファンディングを用いて
弊社事業にご賛同いただける皆様から広くご支援をいただけないかと考えました。
楽器店ＷＡＶＥ１の現状
なによりご来店されるお客様の不安を少しでも減らすため感染予防対策の実施しています。
弊社店舗については休業要請の対象業種にはなりませんでしたので
営業は継続しておりましたが、営業時間の短縮、スタジオの利用制限を行いつつ
状況変化を注視しながら営業してまいりました。
ですが来店されるお客様は大幅な減少となり特にスタジオは個室であることも影響し
バンド練習（多人数）で利用されるお客様は一時的にほぼ０件という状況となるなど
業績については３月以降大幅な減少傾向が現在まで継続しております。
しかしながらここまでの期間がネガティブな出来事ばかりだったわけではありません
４月中旬以降の短い期間ではありましたが、コロナの影響で在宅時間が増えたことにより
なにか楽器を始めてみようという新規のお客様にも多数ご来店をいただきました。
このような状況下でも我々の扱う商品を買いたい・欲しいと思ってご来店いただける
たくさんのお客様がいたのはスタッフにとっても大きな励ましとなりました。
お客様で店内が再びにぎわう日がいつになれば戻るのかまだまだ見通しの難しい状況です。
まずは自分たちの努力が足りないところはどこにあるのかを考えてまいります。
そしてお越しいただいたお客様1人1人にはそのご希望にお応えすべく精いっぱい対応させていただく
社会の状況に合わせた営業方法に素早く対応し大きな社会の流れに適応すること
安心して利用できる店舗であるために必要なことを考えながら営業してまいります。
音響照明事業部ｗａｖｅｏｎｅの現状
弊社で担当させていただくイベントは集客を伴うイベントの業務が中心となっております。
報道等でご存知の通り、集客を伴うイベントやライブ・コンサートについては
開催自粛要請が早い段階で発出され、多くのメディアにその動向が注視されました。
ですが実際にはそれ以前の１月下旬から中止・延期の問い合わせが増えはじめ
２月のご依頼分は約５０％がキャンセル。３月から５月末までは
実際に弊社ご依頼分のイベント等はすべて中止となり弊社の業務件数は０件となりました。
予定していた業務（イベント）についても中止・延期に関するお問合せが相次ぎました。
新しい様式を取り入れた催し（オンラインイベントなど）のご依頼を新たにいただきつつも
例年のような業務件数には至らず、中止・キャンセルの流れがいまだ止まっておりません。
緊急事態宣言は解除された後にイベント再開に向けた段階的な開催規模の引上げ指針のほか
様々なガイドラインが公表され、それを遵守しながらイベントは再開しつつありますが
まだまだイベントの開催については慎重な判断と徹底した対策が求められています。
『新しいイベントの在り方』を主催者（事業者）の皆様が必死に検討を重ねておられますが
変動の大きい情勢の中で開催決定に向けた判断が難しいというご意見もあり
当事業部業績の見通しも長期的にかなり厳しい状況を想定しております。
有限会社ウェーブワン全体の状況
直近の有限会社ウェーブワンの業績のうち６５％以上が音響照明事業部の業績であり
今期業績についても大幅減となることが決定的となっています。
稼働している店舗事業のさらなる努力により少しでも業績向上を目指すのは当然ですが
実際にはその業績をもって音響照明事業部を含めた会社全体をカバーすること
スタッフの雇用を守っていくことは簡単なことではありません。
会社経営陣としては各種支援策を最大限活用しながら会社全体の事業継続と
雇用を守るため全力で取り組みながら、以前のように会社を稼働できる日を待ちつつ
今だからこそできること・新たに取り組むべきことを模索しております。
